<< Hayabusa is alive... She's Alive!!! | main | 『巨匠ジョン・ウィリアムズの世界』コンサート >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | by スポンサードリンク
月の民はバルカン人へのオマージュ?(笑)
『エンタープライズ』のオープニングは初めて見た、と前に書きましたが嘘つきました。
一度だけ深夜にTVで見た事があったのを思い出しました。
調べたら私が見たのは第一話だったみたいです。

さて、以前iTMSにてその『エンタープライズ』のオープニング曲と気づかず Russell Watson の「Where My Heart Will Take Me James Banbury, Jeff Bova, Jeremy Lubbock, John McCurry, Neil Jason, New York Trek Orchestra & Russell Watson - The Voice - Encore - Where My Heart Will Take Me (Theme from "Enterprise")」(※)を購入しているのですが(笑)、この曲は有河氏やノーク氏のクルーヤさんに是非とも歌って頂きたい。見よ、この野暮ったいまでにストレートな歌詞を!(褒め言葉ですよ)
※原曲はロッド・スチュワート「Faith of the Heart」(映画『パッチ・アダムス』主題歌)
"Faith of the Heart" a.k.a "Where My Heart Will Take Me"
Lyrics by Diane Warren(「クルーヤ調」最優先超訳byすばる)

長い道のりを経てあの地からこの場所まで
長い時を経たが遂にあと少しの所まで
今、変化を告げる風が吹き 障りとなるものはない
もう私を抑える者はいない 私は誰にも抑えられない

※心を欺くことはできないから 我が心がいざなう地へと赴こう
この心さえあれば信じられる 1つとて「できぬ事」などないと
魂が力を与えてくれる限り 1人とて私をねじ伏せられはしない
どんな星にも辿り着けるさ 私には心を欺く事などできないのだ

長い夜を経て進む道を定めようとしてきた
闇の中をさすらった日々 だが遂に決意の光がさし込んだ
夢を現実にしてみせる この手を空へ届かせる
もう私を抑える者はいない この意志は誰にも変えられない

(※)

周囲の風は余りに冷たかった 打ちのめされたこともあった
だが今感じる風は何かが変わることだけを伝えている
炎の中をさすらった日々 冷雨の中をさすらった日々
だがこれからは…

(※)

心を欺くことはできないから 我が心がいざなう地へと赴こう
魂が力を与えてくれる限り 1人とて私をねじ伏せられはしない
どんな星にも辿り着けるさ 私には心を欺く事などできないのだ

長い道のりだった…
# "here" - "near" / "my way" - "my day" のように韻を踏んでいる所までは再現してません(再現できません)し原文では「現在進行形」である内容を「これから始める」という形の内容にしてたりしますが気にしなさんな。超訳だ。

当方の月の民はバルカン人だと考えればすんなり納得できるのだと今気づきました。(※Wikipedia「バルカン人」参照のこと)

【バルカン人の外見はこんな感じ】(出典: Ex Astris Scientia(Google Imageで画像を探してたら予告なくスラッシュ・ファンアートを見ちゃってうろたえたのはヒ・ミ・ツ♪ ……そうっすよね、STでも当然ありますよね、油断した自分が悪いんすよね T_T)
肉体的強靭さはともかく、

  • 尖った耳と高い知性
  • 自制心が非常に強い(外見からは無感情に見える)
  • テレパシー能力がある
  • 恒星間航行、異星人との異文化交流/衝突については地球人の「先輩」格
  • 地球人との交配が可能(Mr. スポックがハーフだったなんて知らんかった!)
  • 戦闘を好まない
  • 感情をあらわにするのを嫌う
  • 長寿(英語版Wikipediaによればバルカン人は少なくとも250年は生きる)

…ってな辺りがウチの月の民とは合致するわけですよ。
# 『憎しみが増大』するような種族がバルカン人と似ているという主張は「論理的ではありません」:-P
# と思ったら、Wikipediaによると「本来の感情は地球人より遥かに強い」(地球人なら精神が崩壊するほど)とのこと。
# 普通に考えればバルカン人は「宇宙のエルフ」なわけね。するとクリンゴンはドワーフか(笑)。

昔の日記にも書きましたが月の民の実態は
クラークの第3法則:「十分に進化したテクノロジは魔法と見分けがつかない」
(Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic. )
なのではないかという考えもできるわけです。
FF4というか月の民関連事項って案外「SFの文法」でもいけるんですよね、有河氏はそういう方向性 でしたし。(と過去形で言わなきゃならんのが寂しい…) です(コメントを受けて現在形に修正)し。

ええと、本当に私はスタトレを見たのが上記の1回だけですので色々間違ってたらすみません>トレッキー諸氏
…あれ?待てよ、Mr. スポックが宇宙葬にされた場面は見た記憶があるぞ。
確かカーク船長にやめろ戻れ言われながら「自分のこの行動は論理的ではないが、論理的じゃないもの(感情)をこの船で知った」だか「価値があると、この船で学んだ」だか言い返しつつ放射能漏れを直して被曝したんじゃなかったっけ?そういえば大学の天文学(一般教養)の講義で「ジェネシス計画」と言われてすぐテラフォーミングだってわかったんだよな自分。本当にスタトレ経験がないのか、自分でも自信なくなってきたぞ(汗)。
[2006.05.08追記ここから]
実家に顔出したついでに父に聞いてみたら、父はSTを見ていたらしい。すると87%の確度で私も再放送なり何なりを見たことがある算段になります。(私にSWを教えた導師は父だ。だが今や私がマスターだ)
そういえば、天井から茶色いもふもふが落ちてくるシーン(TOS「The Trouble with Tribbles」)に記憶がある。上述のスポックの葬儀は劇場版『スター・トレック II カーンの逆襲』だ(よね?)。TVで放映したんだね、多分。
[2006.05.08追記ここまで]

[2006.04.28余談]
NASAのスペースシャトル第一号(実験機)「エンタープライズ」の名はトレッキーたちが「エンタープライズにしてくれ!」って運動したのが採用されたものである、という話は有名だったんですか?すげえよトレッキー。運動もすごいし、それを採用した側の懐の広さもすごい。

そういえばFF III, IV では「エンタープライズ」にオマージュを捧げていたけど、それ以外ではSTへのオマージュは出ていないっぽい?
# FF Vのシド&ミドはシド・ミード(Sydney J. Mead)にひっかけてる気はしますけどね。SF世界デザインの大家。STにも関わったそうな。
FINAL FANTASY IV | permalink | comments(8) | trackbacks(0) | by すばる
スポンサーサイト
- | permalink | - | - | by スポンサードリンク
コメント
後出しで既存設定を破壊したと評判の末うち切られたENTですが、ドラマ的には決して悪くない出来だったと思います…が、VOYで打ち出した路線がアンドロメダへ継承されてしまった以上、悲しいですが仕方のないことだったのかなと思ったり。
バルカン人は本来持つ好戦的で強力な思考の力を制御するため、一定期間で瞑想しなければならない風習を持っているようなエピソードが見られるので、やはり貴宅の月の民との相似性は……というか、非常によく練り込まれた納得のいく設定は使い勝手が良いというか(爆)
あと、私見ですが、クリンゴンは多分オークではないかと思います。
以上、エセにわかトレッキー戯れ言でしたorz

……うちのぱぱんにその歌詞はもったいなさすぎですorz
心に正直に従うなら、母なる星に残りたかった人なので……orz
ちまちまと未練がましく居残っていたりするので、いずれ相互リンクなど申し込ませてくださいな(嫌だ)
| noname | 2006/04/27 9:13 AM |
やはり「さよなら」を言わなかったのは正しい判断でしたね。全然匿名になっていないAさん、お久しぶりです(笑)。
> 非常によく練り込まれた納得のいく設定は使い勝手が良いというか(爆)
あははははは、いや本当にその通り(笑)。言語ひとつ作っちゃってる世界の持つ説得力は大きいですよ。(指輪物語しかり、STしかり)
でもSTは冗談抜きで「それは論理的ではありません」しか知らず、上述の相似点は全部Wikipediaを見て書いたものなんですよ。
発情期と「バルカン首根っこ掴み」を除けばあまりに違和感がなくて笑っちゃいました。
ただ開発スタッフの中にSWファン、STファンがいたのは確実ですから、開発段階から「月の民はバルカン人のイメージで作ろう」があったとしてもおかしくはありませんけどね。

>いずれ相互リンクなど
「リンク外してくれ」オーラを検知しなければ外さなかったんです、リンク戻せと言われて戻さないわけがありません、サー!
ついでに過去の日記ログを復帰されるよう伏してお願い申し上げます。
日記が残っていたら「はやぶさ」話題のエントリで「えびフライは第3宇宙速度で大気圏内を飛んでいる」を紹介していたのに。ぷんぷん。
| すばる | 2006/04/28 2:01 AM |
ときに、そちらのクルーヤさんに1つツッコませて下さい。
> 心に正直に従うなら、母なる星に残りたかった人なので
もし星に残って時の狭間で凍り付いていたらままんに会えなかったんですよ、クルーヤさん、あなたはそれでも良かったんですか?(にやり)

実は初めて「技術者」としてのクルーヤを見た時は「えぇっ、ファンタジックな種族なのに技術者?」と思ってしまったのですが(すみません)、今ではそちらのほうがよほど燃えられる不思議。
自分トコのは自分トコのとして完全に脳内に固定されてしまい軌道修正不能ですので、そちらの世界で楽しませて頂いてます。
| すばる | 2006/04/30 3:02 AM |
いい加減自分も阿呆つうか、自分の阿呆はどうでもいいんですがもうすばる様初めとする皆様に申し訳無い次第で(ひぃ)すみっこにいるので石投げてー!orz
言語でっち上げは創作者の夢ですなー…世界設定ここに極まれりですよな本当に(しみじみ)
月の民バルカン人説といえば、STでは地球にワープ航法を伝えたのが彼らですので、月の民が青き星に飛空挺技術を伝えたあたりもバッチリかもしれません(爆)

リンクの件本当すみませんorz しかして日記エントリは完全削除してしまってもう無いんですよ(大汗)かなり数値が嘘だったりしたので、算数でけん人がいるーと笑って忘れてくださいお願いします(ガクブル)

>もし星に残って時の狭間で凍り付いていたら…
痛いところを!(爆)ぱぱん曰く、
どうせ亡くすなら会わなかった方がマシ。10を知っても0が辛くなるだけ
とのことです(ダメ男)……こんな人であるが故に鉄扇奥義炸裂エヴリディなわけなんです!(必死)
エセSF設定も驚いてもらえれば報われます〜(てれてれ)

……・・・えーと、貴宅の裏ページが増えるのを地味に年単位でお待ちしておりますのですが、そこのところ如何でしょう?うふふ。

イッタイコメントすみません…orz
| のなめ | 2006/04/30 8:36 AM |
> 石投げ
なんだかよくわかりませんがプチメテオしておきますね(笑)。
日記ログはもうないんですか(涙)。くそ、青き星の重力の算出値とかえびフライの通常飛行速度とかめちゃくちゃ面白かったのに。
数値が間違ってたとしても「こういう考え方もある」という例があるだけで視野が広がったのになあ……。
……そこのダメ男には私からも一発殴らせていただいてよろしいでしょうか(指ぽきぽき)。青き星を滅ぼしかけた愛を後悔する事は許さーん!!

> 月の民が青き星に飛空挺技術を伝えたあたりもバッチリかもしれません(爆)
んでもってWikipediaを信用するならば、地球人に関して「彼らはまだ精神的に成長してないから(他の)異星人とコンタクトできる時期じゃない」という見解だったりしたのも共通項、と(苦笑)。

> 地味に年単位で
オモテさえ季節単位での更新な現状では裏など「冥王星年」単位かと……。とほほん。
| すばる | 2006/05/01 12:40 AM |
いい加減すみません(許さん)プチメテオきたぁー!
日記は全く下書き無しで書くので、本当もうきれいさっぱり…たまに自分でも後悔しますが(爆)
えせ科学系や考察系は残そうかと思っていたのですが、それがまた、私の英語能力の拙さでごにょごにょ…っていうか確認しなかった私がものすごく悪いのですが、全計算式の根拠とした数値が某様(いわずもがな)からいただいたものでして、で、教えていただく最中に私盛大に勘違いいたしまして、で、実際どころを確認したところあまりの・・・にもはや呆然通り越して思考漂白されまして(裏事情)私の狭い許容では訂正版をそれなりの文章で書き上げるのはとても無理です…orz
数学がちゃんと得意な方とか、いませんかねえ…(他力本願)
しかし着眼点を褒めていただけたのはすごく光栄です(えへへ)また何か気力が沸いたらやろうかなと思ってみたり(止せ身の程知らず)

私が既知のぱぱんの中でも最悪にダメぱぱんを目指した宅ぱぱんにはジャブジャブストレートのコンボで撃沈がお似合いですとも!
改めてすばる様の歌詞訳(全訳やっほう!)拝見しますと、本当に強くて、良い歌詞ですねぇ…(しみじみ)
(そして変な訂正させてくださいorz”0になるのが辛い〜”ではなく、”0になるなら無意味”の方がより近かったです;;自分トコでやれっつーごめんなさいごめんなさい)

STの/は…本当に申し訳ない、いや私が謝ることではないのですが;;ST画像をお探しでしたら、私にお声を掛けてくださればほいほいリンクを貼りましたものを!(いらんから)

>冥王星年
ほうほう、その程度待てばよろしいですか。では僭越ながら宅月の民の銀河航行艦に乗り込んでお待ちいたします。あそこはほぼ無限時間でございますからねうふふふふ!
と冗談は抜きに、お気が向かれましたら、貴宅の創作更新を楽しみに楽しみにしているすみっこの生物がおりますことを、ちらっと思い出していただけると幸いです。

コメント伸ばして本当すみません…orz
| のなめ | 2006/05/02 12:33 PM |
> 本当もうきれいさっぱり
おねがいですからいつか復帰して下さいーっ!
今「GoogleのキャッシュとWebarchiveはあたったか?」という電波が飛んできましたが……これは私がサルベージせよというお導きでしょうか(笑)。

> 全訳やっほう!
(I've) been through を「さすらう」としたのはちとやり過ぎましたかね ^^;
もうちょっとポジティブに「それでも進み続けた」と解釈したほうがいいのかな。
しかし、本当に強い曲ですよねえ。ENTオープニング動画のカッコ良さも相まって、現在仕事でヘバった時のカンフル剤として脳内絶賛フル稼働中です。

> いや私が謝ることではないのですが;;
だ……大丈夫です。多分。
浜の真砂は尽きるとも世にスラッシュの種は尽きまじ……。
日本同人業界を知っていてやおい慣れしているはずの人間がうろたえるというのも滑稽な話ではありますしSWにあってSTにないわきゃないというのは「論理的に」考えればすぐわかる事でもあるのですが、nerds' culture の基盤をなす伝説的番組にスラッシュがあった、しかもそれがSTファンアートとのファースト・コンタクトだったというのは思った以上に衝撃的な体験だったみたいです(汗)。
いや、ええ、感情表出が極めて少ない人物を恋に陥らせるというシチュエーションはたいへん燃えるものではあるのですが、ぐあああああああ。「t'hy'la」という単語の説明をきちんと読んでしまったのも時期尚早でございました(錯乱)。

…とか言ってたら、遮蔽装置の原理が解明されたそうです。
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/05/04/0442222

> 創作更新
ど、努力します(汗)。
| すばる | 2006/05/05 2:41 AM |
勿論ファイナルファンタジー4の月の民は大好きですよ。
| 不動遊星 | 2013/03/23 8:26 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック