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筑波宇宙センター特別公開(3:衛星)
特別公開の「特別」たるゆえんその2、衛星試験棟。こんな日常業務用ホワイトボードに「ああ、ここは宇宙センターなんだ」と実感しますな。
エアシャワーを浴びて(訂正;この日はエアシャワーが人に当たらない角度に向けられてました)衛星試験室に入る。

面白いと思った展示が「立ち往生した衛星をレスキューするための研究」。無重力空間での物体の動きを体感シミュレートできるというもの。
写真撮っておけばよかったなあ。

「このロボットアームの先端にくっついているのは『質量 2 t の衛星』です。さあ『衛星』を掴んで動かしてみてください、そして止めてみてください」(職員氏)

そんなね、無重力なんだからちょいと突っつけば動くだろ……あれ、動かない?(※1)
よ、と力を入れてみて、おお動いた動いた……あらららら、体が持ってかれる!(※2)
あわてて手前に引っ張って、ああ止まった良かった……ああああ、今度はこっちに向かってくる(※3)、しかもなんか変な方向にまで動きだしてる!(※4)

※1:お前は運動の第二法則(加速度=力/質量)を忘れたのか?
※2:運動の第一法則(慣性の法則)は覚えていましたが「全然減速しない」というのは日常生活ではあまり体験しないので……。
※3:「止める」のは本当に難しかったです
※4:本人は前後に動かしているだけのつもりでも実際は上下左右方向にも力がかかってしまうから。前後の動きだけなら台車でもシミュレートできますがこの装置では3次元シミュレートするわけです。

てな具合で、ハタから見ているとほとんど動きがないのに『衛星』を掴んでいる人は「うわ!」とか「あああっ!」とか叫んでいる(笑)。
「これ、人間がふわふわ浮いている状態(と言いながらキャスター付きの椅子を示す)でやるともっと難しいんですよ」(職員氏)

それにしても今の実用衛星ってデカいなあ。4 m はあるよなあ。

表面の断熱用ポリイミド・フィルム(金色フィルム)はシワシワな貼付け方で全くもって適当に見えますが、実は「いい加減ですよ」(職員氏)。
「マジックテープで点々と貼っているだけです。宇宙空間には空気がありませんからすきま風もありませんし、空気抵抗ではがれてしまう事もありません。それに接着剤を使うよりも宇宙線による劣化の程度が低いんです」
そっか、なまじびっちりしっかり貼ってしまった方が危ないのかもなあ。真空に出た時にフィルム貼付け時に残った空気が膨らんでフィルムを破いてしまったりするかもしれないから。
宇宙&天文 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | by すばる
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