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JAXA シンポジウム 2007 (今日の晩ご飯は宇宙食でした)
さてここは何のブログだったんだっけか。

JAXA シンポジウム 2007「探る宇宙 食べる宇宙」に行ってきました。
仕事の進捗ヤバいのはきっと気にしないほうがいい。

正直な感想としては「マスコミ向けのアリバイ作り」でした。
「シンポジウムやりました、1000人集まりました、試食会やりました」ってだけ。
多分マスコミもそれしか書かない。
「かぐや(セレーネ)」の話はアポロ・ミッションの映像というステレオタイプな始まり方で、中身といえば JAXA のサイトを見ればわかるようなこと。
だいたい、導入でアポロ・ミッションを持ってきたら無人探査である「かぐや」に一般聴衆がどういう印象を抱くかくらいわかるでしょう(涙)。
一応「アポロ・ミッションは冷戦の産物」という発言はきちんとしてくれていましたが。
「きぼう(というか宇宙日本食)」の話はもう誰しも見た事がある「国際宇宙ステーション(ISS)内での無重力デモンストレーション映像」と、司会者による宇宙日本食試食の感想だけ。

とにかく「シンポジウム」と銘打っているのに中身が薄い。悲しい程薄い。
いくら各トークセッションが40分しかないにしても、薄い。
(「宇宙日本食」の話題に至っては話者の発言を司会がことごとく中断させるという有様でね……)

で、愛すべきマスコミの皆さんは「かぐや(セレーネ)」の話題では何の反応も示さず ISS 内の映像や NASA の宇宙食の変遷が話題になったとたんにフラッシュたきまくってました。
実にわかりやすくて大変けっこう。
取材してから探査の話題を削るならまだしも、最初から探査の話題は取材していなかったんですよ彼らは

すいません、後でちゃんと追記します。今はちょいと落ち込み気味。

[2007.07.17]
頑張って追記。でも 「明日モ生キル為ニJAXAシンポジウム2007に行ってきた」 という非常に充実したレポートがありますので詳細はそちらを見て頂いた方が早いです。

私はトークセッション直前に入場したので(ええい仕事があったんだ!)冒頭部はパス。

【かぐや(SELENE)】
・ロシアが最近(宇宙開発の)景気がいい。
・(日本で正式に中止となった)LUNAR-A のペネトレータ(槍型の計器)はロシアのルナ・グロープが搭載するかもしれない
・月の表側(地球側)より裏側の方が地殻が古い可能性あり
・理学者としては(トークセッション話者は理学者でした)かぐや(SELENE)に
 「月の裏側に行ってサンプル取って来てくれ!」と思ってしまうけれど
 今回のかぐや(SELENE)ミッションではサンプルリターンはやりません。
・「何故今月探査なんでしょう?」「そういう大きな流れがあるんですね」
 要するに流行……げふげふ。
・7月末:H-II A F13 のノーズフェアリングを閉じる予定
 (衛星がロケットの先頭に格納される)

【国際宇宙ステーション実験棟「きぼう」と宇宙日本食】
・星出氏(宇宙飛行士)および若田氏(同)からのビデオメッセージ。
 星出氏はラストに「なるほど・ザ・ワールド!」のジェスチャー付き。
 司会の楠田氏、「次回は『世界まる見え!』をやって頂きたいですね」(笑)
 若田氏は非常に滑舌がいい喋り方でした。地方局のアナウンサーなら勤まるな。
・宇宙で味覚が鈍るというのは多くの宇宙飛行士から報告がある。
 医学的/生物学的メカニズムは現時点では不明。
・国際宇宙ステーションに食品保存用の冷蔵庫はない。
 よって生鮮食品は持ち込んだ後数日しか食べられない。
・ミール(ロシアの宇宙ステーション)の時代に冷蔵庫を持ち込んだことはあるが
 あくまで実験用。
 NASA がミールに冷凍庫を持って行った時に実はアイスクリームを詰め込んだ。
 勿論ロシア、アメリカ両国の皆で山分け。
・今回の「宇宙日本食」で羊羹が認定されたが、実は以前に某日本人宇宙飛行士が
 私物として持ち込んだことがある。「宮内庁ご用達のあの羊羹」。(虎屋ですな)
・「宇宙日本食」では魚料理がラインナップに加わったが、魚特有のにおいを
 抑えるために新規技術が開発された。
・以前納豆を私物として持ち込んだ日本人宇宙飛行士がいたが、
 正式に「宇宙日本食」認定するのは難しい。
 (微小重力環境なので糸が飛んで目に入ったら危ねーだろがボケ!と)

宇宙日本食試食会】

・シンポジウム参加者 1,000 人を順番に小分けして入場させていたものの
 試食会場は大混雑。
・各メーカさん妙に張り切っていたのは21時を回っていたからなのか、それとも
 「ここぞ宣伝のしどころ!」と気合いが入っていたからなのか。
・ブツは基本的におなじみのインスタント食品。ある意味では「宇宙食らしくない」。
唯一「らしい」のは「リケンのわかめスープ」のわかめが非常に細かかったこと。
(通常サイズでは宇宙食の容器のストロー状になっている部分を通らないため)
・とはいえ各メーカとも打上げ時の G に耐えるパッケージング、栄養強化、味を濃い目にする(前述の通り微小重力環境では味覚が鈍るため)など宇宙仕様にはしている模様。
・時刻が時刻だったため空腹になっていた来場者が大喜びしたのは
 尾西食品のお赤飯とキユーピーのお粥、マルハの魚料理。
 私はヤマザキの羊羹に幸せを噛み締めてました。
宇宙&天文 | permalink | comments(0) | trackbacks(1) | by すばる
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2007年8月 相模原市 JAXA(宇宙航空研究開発機構) 相模原キャンパス(宇宙科学研究本部)
 ちょっと前の話になりますが、奥さんと子供たちだけで、JAXA 相模原キャンパス へ見学に行って来ました。施設内部まで見せてくれる、大規模な一般公開 もあるのですが、その日には大勢の見学者(延べ1万人を超えるそうです)が訪れ、大混雑となります。?それでも、平日
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